言葉に関する超短編


言葉は時に便利で時に役立たず。

言葉は膨大な情報量をギュッと文字に押し込めたものだから、言葉にした時点で真実の99%は消滅する。

言葉は他人と通じ合うためにある。

自己との対話に言葉は必要なく、身体感覚(真実)のみで成立する。

しかし言葉に依存する人は、自己との対話すら言葉に置き換え、嘘の自己対話をしてしまう。


人の学びの基本システムは、感覚でインプット、言葉でアウトプット。

インプットの理想は、初めて自転車に乗れた日のあの感覚。

未知の情報に対峙しながら、あれこれ試行錯誤を繰り返し、乗りこなす感覚を掴む。身体に染み付いた学びは一生忘れない。

テスト前の一夜漬けのような、文字情報を一時的に脳に記憶する行為は学びではない。

記憶媒体は脳ではなく身体である。


肚で理解し背中で語る。

学びが高度になればなるほど、言葉で表現できる情報が少なくなる。

伝える側も受け取る側も、どこかで言葉への依存から抜け出す必要がある。

肚で理解し背中で語る。

表現を怠って言葉が減るのではなく、表現を突き詰めた結果言葉が減っていく。


多くの人は自分の言葉を持たずに死ぬ。

どこかで聞いた言葉を無意識に採用し、自分の言葉と勘違いする。

せめて死ぬまでに自分の言葉で話せるようになりたい🦉


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