隣の芝は青く見える。外国の芝はエメラルドグリーンに見える。

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なぜ遠くにあるものは美しく見えるのか。

富士山は遠くからみると綺麗だけど、目の前で見るとただの岩の塊。

オシャレな街パリに行っても、おしゃれな人はあまりいない。

水の都ベネチアは水が臭い。

近づくとネガティブな情報が増えて、離れるとポジティブな情報が増える

この法則は時間的な距離にも当てはまって、

芸能人の不倫は叩くのに、過去の偉人の不倫は叩かない。

大量虐殺してる織田信長は現代では人気者。

未来の世界は今より素晴らしいと想像する。

不思議ですねぇ。

距離が離れていると、細かいことが省かれて美化される。物理的な距離、時間的な距離、そして精神的な距離も関係してくるでしょう。

もちろん距離が離れることでネガティブな部分が強調される時もありますが、いっぱい考えてみるとポジティブな部分が強調される方が多いはず。

そう考えると、距離が近い家族や同僚の良くない部分が強調されてしまうのは当たり前。身近な人と喧嘩することはあっても、未来のセネガル人と喧嘩することはありません。

隣の芝は青く見え、外国の芝はエメラルドグリーンに見える。そうなる理由は、人間の最優先すべき価値が心身の健康にあるからとルッコローは考えます。

人間は弱い動物。簡単に死んでしまうので、身近な危険は排除しなきゃ心身の健康が脅かされます。なので自分の心身に影響を与えそうなことほど悪い部分を強調して考えるようになり、逆に自分の心身に関係なさそうなことは楽観的に考えることができます。

他人からの悩み相談は客観的に考えられるのに、自分が悩む時はネガティブになってしまうのも同じことでしょう。

人間本能に刻まれたバイアス(みんなが共通で持ってる偏った特徴)は現代において厄介なものが多いので、それを踏まえて自分の生き方、心の基本スタンスを構築するのが大事。

「あ、これは私の個性じゃなくて人間の特徴か」と気づくだけで、少し視野が広がるはず🦉

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